«  癌 に罹ったもとさん(続) 第2章 | トップページ

 癌 に罹ったもとさん(続)

 癌 に罹ったもとさん(続)

第3章   エピローグフォト撮影

 今日は久しぶりに体調が良い。お薬の相互作用であろか。痛みも痒みもさほどでない。
 そして、今日は建国記念の日(祝日)である。
 娘一家のお祝いの日に家族で写真を撮って記念アルバムを作ってもらっていた写真館に電話をしてみた。
今その孫がとうに成人式を終えたから、10年ぶりにもなろうか。
 エピローグフォト写真を撮ってほしいというと、午後2時からいらっしゃいと簡単に予約がとれた。
エピローグフォトというと分かりにくい言い回しだが要はお葬式に使う写真のこと。
写真館のメニューのタイトルにはそう書かれている。
 昼から散髪に行って、その足でタクシーでスタジオへ行く。
スタジオの真ん中に立たされて約40分、スタツフと話をしながら、時には笑い合いながら撮影を進めてゆく。
こだわりがあって、参列者と目線を合わせるのではなく、同じ目線で天国を見上げる写真にしてほしいと言って、立ち位置や目線を
決めてもらった。ここのスタツフはプロを自称するだけあって、期待以上の良い表情を引き出してくれる。信頼して指示に従う。
あとでカメラの映像いくつか見せてくれたが、自分が思いもかけぬいい表情をしているのを見て安心した。いいエピローグフォトが出来そうだ。
この写真が使えるのはいつだろう。一か月後なのか、一年後なのか。でも安心した。
 帰りもタクシーにしたが、さすがに疲れた。

続く

|

«  癌 に罹ったもとさん(続) 第2章 | トップページ

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です:  癌 に罹ったもとさん(続):

«  癌 に罹ったもとさん(続) 第2章 | トップページ